2008年02月04日
チーム・バチスタの栄光(2/10)
ワーナー・マイカル・シネマズ西大和プレゼンツ・シネマ・フラッシュのコーナー
このコーナーは、河合町は西大和サティ前に在る、FM81.4(ハイホー)ポータブルラジオ可聴地域圏内において、最大のエンターテイメント施設といえる映画館「ワーナー・マイカル・シネマズ西大和」さんからダイレクトに頂戴した新作映画情報や、ワーナーさん独自で展開されるお得で楽しいイベントや特典などを、ラジオの前のあなたに向けて発信する素敵なコーナーであります。さて、今週は銀幕の向こうからどんなファンタスティックなストーリーが届けられることやら…。乞うご期待!
今週、お薦めの映画

ワーナーさんにて、2008 2/9(土曜日)から公開になっている作品。
2006年・2月に発売され、見事ベストセラーとなり、第4回『このミステリーがすごい!』で大賞を獲得した現役医師・海堂尊(たける)が描いたコミカル、且つリアルなミステリー小説の待望の映画化!
豪華キャスト&日本映画史上最高の『仕掛け』があなたに挑む!
連続して起こる手術中の死。衆人環視の中で実行された究極の完全犯罪。容疑者は7人の天才…。
挑戦するのはにわか探偵医とキレモノ役人の凸凹コンビ!
犯行現場は、半径10cm。この中に犯人がいる…
「犯人はあなたですね。」
「チーム・バチスタの栄光」
をご紹介したいと思います。
海堂尊の原作本は、発売当初から各映画会社やテレビ局の注目を集めることとなり、是非映像化をということで、何とそのオファー25社にも上ったという。
宝島社から刊行されて、2年経過した今でもあちこちの小売店でハードカバーは平積みされ、また07年秋に文庫化もされたことによって、さらにその販売数は鰻上りとなり現在は100万部を突破したこの作品。
それだけの評判を呼んだ小説であるから、映像化されて面白くない筈がない(中には宮部みゆきのあの映画のようにミソをつけるものも中にはありますが…)ということで、今回のこの映画も公開前からあちこちで話題を集めています!
因みに、小説の中に登場する主人公田口と白鳥は、そのキャラが素晴らしいということで人気を集め、その後「チーム・バチスタ~」の続編として書かれた「ナイチンゲールの沈黙」、そして3作目「ジェネラルルージュの凱旋」に番外編の「螺鈿(らでん)迷宮」(ここでも白鳥が活躍・角川書店)も好評で、まだまだ海堂尊の人気作家としての株は文壇界では右肩上がりであります!
で、今回その海堂株上昇のきっかけになった小説「チーム・バチスタの栄光」を映画化した今回の作品の内容に触れてみたいと思いますが~。
その前にタイトルになっているバチスタ手術の関して少し解説を…。
拡張型心筋症に対する非常に難易度の高い手術で、創始者の名前を取ってバチスタ手術と呼ばれているそうな。肥大した心臓を切り取って小さくして、心臓の収縮機能を回復させる。国内では、この映画の医療指導を行っている須磨久善先生が、バチスタ手術を1996年に初めて成功させているという話。
タイトルのチーム・バチスタのバチスタとはこういう意味です!

…ということで映画の内容に迫ってみたいと思いますが~
東城大学付属病院では、成功率60%といわれる心臓手術“バチスタ手術”の専門集団「チーム・バチスタ」を結成し、奇跡的といえる26連勝と言う成功記録を伸ばしていた。
しかし、突如3例続けて手術は失敗。事故なのか?殺人なのか?これを究明するべく心療内科の医師・田口公子(竹内結子)が内部調査を行う事になる。
しかし、外科においては全く素人である田口が『にわか探偵』を請け負って調査しても上手く行くはずなど当然無い。そこで「問題なし。これは単純な事故です」と報告書を書き上げて、一連の出来事を事故と締めくくってお茶を濁そうとした田口ではあったが、そのとき「貴女の報告書には感心しました。こんなに騙されやすい人がいるとは!」と評して一刀両断に彼女の仕事を一蹴する人物が現れた。それが厚生労働省の破天荒なキレモノ役人・白鳥圭輔であった。
「これは殺人。犯人はこのグループの中にいる!」
2人はバチスタチームのメンバーを再調査。まるで滑稽なホームズとワトソンのようなコミカルな動きややり取りを見せながらも様々な人間関係を炙り出していく…。
エリート医師達の思いが交錯する中、乾いた殺意が序々に浮かび上がっていく…。
果たして犯人は誰か?
この後は、ワーナー・西大和の大きな迫力溢れるスクリーンでお楽しみください!
チーム・バチスタの栄光のWEBはこちら!
http://www.team-b.jp/index.html
http://tkj.jp/batista/
(出演)厚生労働省・白鳥圭輔(阿部寛)
心療内科医・田口公子(竹内結子)
バチスタ天才外科医・桐生恭一(吉川晃司)
外科医・垣谷雄次(佐野史郎)
病理医・鳴海涼(池内博之)
麻酔医・氷室貢一郎(ココリコ・田中直樹)
外科医・酒井利樹(玉山鉄ニ)
臨床工学技士・羽場貴之(田口浩正)
看護師・大友直美(井川遥)
野際陽子、國村隼、平泉成 ほか…。
(監督)中村善洋
あの「アヒルと鴨のコインロッカー」でメガホンをとった監督なり!
(脚本)斉藤ひろし 蒔田光治(音楽)佐藤直紀
(配給)東宝
「ワーナー・マイカル・シネマズ西大和」さんからの、今週の得だね情報!!」
映画ドラえもんのび太と緑の巨人伝・公開記念!ドラえもんがやってくる!
『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』(3月8日(土)公開)の上映を記念して、ドラえもんが劇場に遊びにやってきます!当日はドラえもんとの握手会なども予定致しておりますので、皆様お誘い合わせの上、ご来館ください!
日時:2008年2月10日(日)、11日(祝・月)
12:00の回:ワーナー・マイカル・シネマズ西大和 ロビー 15:00の回:西大和SATY 正面入口(それぞれ約20分ほどです)★写真撮影もお楽しみ頂けます★
ワンコイン上映会(¥500)
あの名作・話題作をお手軽価格でアンコール上映!大スクリーンでお楽しみください!
◎それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン(同時上映)ホラーマンとホラ ホラコ
2/16(土)2/17(日)2/23(土)2/24(日)
◎ダイハード4.0
2/16(土)~2/19(金)
2/19(火)毎月第3火曜日は「大和路シネマの日」どなた様も1,000円です!
2/20(水)毎週水曜日は「レディースデー」女性の方は1,000円でご利用いただけます!
●ワーナーマイカルシネマズ西大和
営業時間・毎日 朝10時OPEN
(お問い合わせ)TEL0745-31-7171
(上映案内)0745-31-7172
(PC) http://www.warnermycal.com/cinema/nishiyamato/
(携帯) www.warnermycal.com/i
このコーナーは、河合町は西大和サティ前に在る、FM81.4(ハイホー)ポータブルラジオ可聴地域圏内において、最大のエンターテイメント施設といえる映画館「ワーナー・マイカル・シネマズ西大和」さんからダイレクトに頂戴した新作映画情報や、ワーナーさん独自で展開されるお得で楽しいイベントや特典などを、ラジオの前のあなたに向けて発信する素敵なコーナーであります。さて、今週は銀幕の向こうからどんなファンタスティックなストーリーが届けられることやら…。乞うご期待!
今週、お薦めの映画

ワーナーさんにて、2008 2/9(土曜日)から公開になっている作品。
2006年・2月に発売され、見事ベストセラーとなり、第4回『このミステリーがすごい!』で大賞を獲得した現役医師・海堂尊(たける)が描いたコミカル、且つリアルなミステリー小説の待望の映画化!
豪華キャスト&日本映画史上最高の『仕掛け』があなたに挑む!
連続して起こる手術中の死。衆人環視の中で実行された究極の完全犯罪。容疑者は7人の天才…。
挑戦するのはにわか探偵医とキレモノ役人の凸凹コンビ!
犯行現場は、半径10cm。この中に犯人がいる…
「犯人はあなたですね。」
「チーム・バチスタの栄光」
をご紹介したいと思います。
海堂尊の原作本は、発売当初から各映画会社やテレビ局の注目を集めることとなり、是非映像化をということで、何とそのオファー25社にも上ったという。
宝島社から刊行されて、2年経過した今でもあちこちの小売店でハードカバーは平積みされ、また07年秋に文庫化もされたことによって、さらにその販売数は鰻上りとなり現在は100万部を突破したこの作品。
それだけの評判を呼んだ小説であるから、映像化されて面白くない筈がない(中には宮部みゆきのあの映画のようにミソをつけるものも中にはありますが…)ということで、今回のこの映画も公開前からあちこちで話題を集めています!
因みに、小説の中に登場する主人公田口と白鳥は、そのキャラが素晴らしいということで人気を集め、その後「チーム・バチスタ~」の続編として書かれた「ナイチンゲールの沈黙」、そして3作目「ジェネラルルージュの凱旋」に番外編の「螺鈿(らでん)迷宮」(ここでも白鳥が活躍・角川書店)も好評で、まだまだ海堂尊の人気作家としての株は文壇界では右肩上がりであります!
で、今回その海堂株上昇のきっかけになった小説「チーム・バチスタの栄光」を映画化した今回の作品の内容に触れてみたいと思いますが~。
その前にタイトルになっているバチスタ手術の関して少し解説を…。
拡張型心筋症に対する非常に難易度の高い手術で、創始者の名前を取ってバチスタ手術と呼ばれているそうな。肥大した心臓を切り取って小さくして、心臓の収縮機能を回復させる。国内では、この映画の医療指導を行っている須磨久善先生が、バチスタ手術を1996年に初めて成功させているという話。
タイトルのチーム・バチスタのバチスタとはこういう意味です!

…ということで映画の内容に迫ってみたいと思いますが~
東城大学付属病院では、成功率60%といわれる心臓手術“バチスタ手術”の専門集団「チーム・バチスタ」を結成し、奇跡的といえる26連勝と言う成功記録を伸ばしていた。
しかし、突如3例続けて手術は失敗。事故なのか?殺人なのか?これを究明するべく心療内科の医師・田口公子(竹内結子)が内部調査を行う事になる。
しかし、外科においては全く素人である田口が『にわか探偵』を請け負って調査しても上手く行くはずなど当然無い。そこで「問題なし。これは単純な事故です」と報告書を書き上げて、一連の出来事を事故と締めくくってお茶を濁そうとした田口ではあったが、そのとき「貴女の報告書には感心しました。こんなに騙されやすい人がいるとは!」と評して一刀両断に彼女の仕事を一蹴する人物が現れた。それが厚生労働省の破天荒なキレモノ役人・白鳥圭輔であった。
「これは殺人。犯人はこのグループの中にいる!」
2人はバチスタチームのメンバーを再調査。まるで滑稽なホームズとワトソンのようなコミカルな動きややり取りを見せながらも様々な人間関係を炙り出していく…。
エリート医師達の思いが交錯する中、乾いた殺意が序々に浮かび上がっていく…。
果たして犯人は誰か?
この後は、ワーナー・西大和の大きな迫力溢れるスクリーンでお楽しみください!
チーム・バチスタの栄光のWEBはこちら!
http://www.team-b.jp/index.html
http://tkj.jp/batista/
(出演)厚生労働省・白鳥圭輔(阿部寛)
心療内科医・田口公子(竹内結子)
バチスタ天才外科医・桐生恭一(吉川晃司)
外科医・垣谷雄次(佐野史郎)
病理医・鳴海涼(池内博之)
麻酔医・氷室貢一郎(ココリコ・田中直樹)
外科医・酒井利樹(玉山鉄ニ)
臨床工学技士・羽場貴之(田口浩正)
看護師・大友直美(井川遥)
野際陽子、國村隼、平泉成 ほか…。
(監督)中村善洋
あの「アヒルと鴨のコインロッカー」でメガホンをとった監督なり!
(脚本)斉藤ひろし 蒔田光治(音楽)佐藤直紀
(配給)東宝
「ワーナー・マイカル・シネマズ西大和」さんからの、今週の得だね情報!!」
映画ドラえもんのび太と緑の巨人伝・公開記念!ドラえもんがやってくる!
『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』(3月8日(土)公開)の上映を記念して、ドラえもんが劇場に遊びにやってきます!当日はドラえもんとの握手会なども予定致しておりますので、皆様お誘い合わせの上、ご来館ください!
日時:2008年2月10日(日)、11日(祝・月)
12:00の回:ワーナー・マイカル・シネマズ西大和 ロビー 15:00の回:西大和SATY 正面入口(それぞれ約20分ほどです)★写真撮影もお楽しみ頂けます★
ワンコイン上映会(¥500)
あの名作・話題作をお手軽価格でアンコール上映!大スクリーンでお楽しみください!
◎それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン(同時上映)ホラーマンとホラ ホラコ
2/16(土)2/17(日)2/23(土)2/24(日)
◎ダイハード4.0
2/16(土)~2/19(金)
2/19(火)毎月第3火曜日は「大和路シネマの日」どなた様も1,000円です!
2/20(水)毎週水曜日は「レディースデー」女性の方は1,000円でご利用いただけます!
●ワーナーマイカルシネマズ西大和
営業時間・毎日 朝10時OPEN
(お問い合わせ)TEL0745-31-7171
(上映案内)0745-31-7172
(PC) http://www.warnermycal.com/cinema/nishiyamato/
(携帯) www.warnermycal.com/i
2008年02月04日
アインシュテュルツェンデ・ノイバウデン(2/10)
「今週の注目曲」のコーナー!


東西ドイツ(何時の話やねん!)がまだ冷戦状態にあった1980年に“崩壊する新建築”という名前でデビューし、それから27年たった今年の3月、この日本でも新譜「アレス・ヴィーダー・オッフェン」を発売、また81年のデビュー作「コラプス(崩壊)」をはじめとする初期5作品もあわせて紙ジャケ化されて再発になるという、あのヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン天使の詩」にもニックケイヴ&ザ・バッド・シーズのギタリストとして登場し活躍していた、今では恰幅も良くなり、往年のシャープさは何処へ行った雰囲気でも御座いますが、そのブリクサ・バーゲルト率いるところの「アインシュテュルツェンデ・ノイバウデン」の曲をお掛けしたいと思います。
こんなもん他ではなかなか掛からんで~。

今日は1st「コラプス」からTanz Debil (タンズデビル?御免、無知で。誰か教えて!)を。「死んだふりをしろ」「Gier! (渇望!)」「私の血管をこじ開けろ」「頭の中に千の獣が」「悪魔のダンス」「最も弱い者が夜を生き延びる」といったイメージの断片といった感じの歌詞を絶叫し、中央から右からグラインダーの音の爆裂音塊とギターのノイズが暴力的に耳をつんざく!
凄いでっせ!
因みにこのバンド、日本に来日した際、かの「高校大パニック」(浅野温子さんが主演で、内向的な女子高生を演じてました!)や「狂い咲きサンダーロード」(パンタやデビュー前のモッズのサウンドがガンガン流れる山田辰夫主演のクレージームービー)で有名な(此方も昨年DVDのBOXセットが出ましたが)日本映画界が誇る奇才・石井聰互監督がフィルムを回し、芝浦かなんかの倉庫での生ライブを収録した「半分人間」という作品が御座います。
また来日の話も出ていますし、やばいで~!
前置きが、
ありがとう、浜村淳です

並みに長くなりましたが、それではどうぞ!
●崩壊的新建築
http://members.jcom.home.ne.jp/neubauten/
●ノイバウデンHP
http://www.neubauten.org/


東西ドイツ(何時の話やねん!)がまだ冷戦状態にあった1980年に“崩壊する新建築”という名前でデビューし、それから27年たった今年の3月、この日本でも新譜「アレス・ヴィーダー・オッフェン」を発売、また81年のデビュー作「コラプス(崩壊)」をはじめとする初期5作品もあわせて紙ジャケ化されて再発になるという、あのヴィム・ヴェンダース監督の「ベルリン天使の詩」にもニックケイヴ&ザ・バッド・シーズのギタリストとして登場し活躍していた、今では恰幅も良くなり、往年のシャープさは何処へ行った雰囲気でも御座いますが、そのブリクサ・バーゲルト率いるところの「アインシュテュルツェンデ・ノイバウデン」の曲をお掛けしたいと思います。
こんなもん他ではなかなか掛からんで~。

今日は1st「コラプス」からTanz Debil (タンズデビル?御免、無知で。誰か教えて!)を。「死んだふりをしろ」「Gier! (渇望!)」「私の血管をこじ開けろ」「頭の中に千の獣が」「悪魔のダンス」「最も弱い者が夜を生き延びる」といったイメージの断片といった感じの歌詞を絶叫し、中央から右からグラインダーの音の爆裂音塊とギターのノイズが暴力的に耳をつんざく!
凄いでっせ!
因みにこのバンド、日本に来日した際、かの「高校大パニック」(浅野温子さんが主演で、内向的な女子高生を演じてました!)や「狂い咲きサンダーロード」(パンタやデビュー前のモッズのサウンドがガンガン流れる山田辰夫主演のクレージームービー)で有名な(此方も昨年DVDのBOXセットが出ましたが)日本映画界が誇る奇才・石井聰互監督がフィルムを回し、芝浦かなんかの倉庫での生ライブを収録した「半分人間」という作品が御座います。
また来日の話も出ていますし、やばいで~!
前置きが、
ありがとう、浜村淳です

並みに長くなりましたが、それではどうぞ!
●崩壊的新建築
http://members.jcom.home.ne.jp/neubauten/
●ノイバウデンHP
http://www.neubauten.org/
2008年02月04日
食の危機・中国産餃子中毒事件(2/10)
はいと言うわけで、皆さん今晩は!
これからの1時間は、このFM81.4・FM西大和からお届けいたします
「Swinging Street Second」で、お楽しみいただきたく思います。
お相手は私・DJ PONCHAN!とKANYAN!という此の2人で、今宵もワイワイガヤガヤと盛り上がっては、ラジオの前の皆さんと共に楽しいひと時を過ごしてゆきたいと思っておりますので、ダイヤルはそのままで暫しお付き合いいただきたく思います。
ということで、早速番組の方進めていきたく思うのですが~
昨年は、ミートホープに船場吉兆、そして伊勢の赤福などさまざま食品の偽装問題が世間を騒がせる事件に発展して、年末恒例の清水寺における「今年を象徴する漢字」として偽装の「偽」という漢字が、有り難くもなく選ばれた訳ではありますが、まぁ、今年はその有り難くも無いお言葉を踏み締め、そして乗り越えていくが如く頑張っていこうと日本国民としては決意も新たにした筈だったんですが、ご説明するまでも無く、2008年になって一ヶ月もたたない内に今度は「中国産冷凍餃子」に有機リン酸系殺虫剤「メタミドポス」が混入しており、沢山の方々を中毒症状に巻き込み苦しめるといった許し難い事件が起こってしまいました。


こういった毒物が飲食物に混入されていて、世間を震撼させた事件としては、愉快犯の犯行ということで、その性格は若干違ったりもしますが、私としては今だ恐怖と共に鮮烈な記憶として頭ン中に残っている、1977年・1月3日をそのきっかけとして東京・大阪で起こった「青酸コーラ無差別殺人事件」。自動販売機に置き忘れられたような形で残されていたコーラに手を出して、そこに混入されていたシアン化ナトリウム、所謂青酸の為に中毒症状を起こし、3人の方が尊い命を失われたという事件なんですが。この年はこの恐ろしい青酸毒入りコーラ事件で持ちきり。また1984年に起こったグリコ・森永事件の脅迫行為にヒントを与えることにもなったのでは私自身は思っている同年2月、東京駅は八重洲口の階段に置かれていたチョコレートを不審に思ったサラリーマンが警察に届けたところ、チョコからは青酸が検出され、また「オコレル ニホンジン ニ テンチュウヲクタス」というメッセージが添付されていたというものまで入っていたという事件…。
(余談ではありますが、青酸コーラ事件が起こったその年にヤッターマンが始まったんですよね…。何の因果や。)
兎に角、人が口に入れるもの。人間は食べるという行為を抜きにしてその生命活動を維持することは出来ない訳ですから、そこに毒物が混入したり、故意にでは無いにせよ混入されてしまうというのは矢張りもっての外!中国の「天洋食品」に対しての食品衛生法第8条(特定の国、地域や特定の者が加工・調理した食品の販売・輸入の禁止)の適用は無論、JTフーズやCO-OPの責任も重大。その原因究明に最善を尽くし、信頼の回復に努めてほしいと思いますね。国も当然、水際での対処をもっと真剣に考えてほしいと思いますね。
因みにこれを機会に日本の食糧事情というものにも今一度、マスコミはじめ国民全員がSPOTを当て考えるべき時期だと思うのですが~。
今日本の食糧自給率は何パーセントか?昭和40年には73パーセントあったものが、今では何と39パーセントという有様で、日頃口にしている若布や椎茸、ハタマタ蜂蜜に至るまでその殆どを輸入に頼っている状態。
またフードマイレージというものがあるのですが、これは1994年にイギリスの消費者運動家のティム・ラング氏が提唱した概念で、基本的に地産地消(食糧は地域生産地域消費が望ましい。食糧の輸送距離が伸びると地球環境に負荷をかけるし、生産地が消費地の経済的圧迫“さらにコストを下げる為の『何とかせい!』とかいった圧力”がかかり先進国対発展途上国の貧富差が広がる)が良いとしたもので、計算式としては(食料の輸入量×輸送距離)という形があり、この数字が低いほど環境にも優しく、食の病理性も少ないという事なんですが…。で、この日本はというと最悪な事に世界第一位。世界の荒廃に一番寄与している誠にもって恥ずかしい先進国として君臨している有様で御座います。
しかし、中国製品88品目発売中止とか、中国は何たる国かとあげつらう暇があれば、先ず足元のことを考えるべきだと思うのですが…。自給自足や!
スローフードとかロハスとか調子こいてるだけでは解決しまへん、あきまへんという事ですね。
まだまだいいたい事はありますが、それはまた来週か機会あればということで…。
これからの1時間は、このFM81.4・FM西大和からお届けいたします
「Swinging Street Second」で、お楽しみいただきたく思います。
お相手は私・DJ PONCHAN!とKANYAN!という此の2人で、今宵もワイワイガヤガヤと盛り上がっては、ラジオの前の皆さんと共に楽しいひと時を過ごしてゆきたいと思っておりますので、ダイヤルはそのままで暫しお付き合いいただきたく思います。
ということで、早速番組の方進めていきたく思うのですが~
昨年は、ミートホープに船場吉兆、そして伊勢の赤福などさまざま食品の偽装問題が世間を騒がせる事件に発展して、年末恒例の清水寺における「今年を象徴する漢字」として偽装の「偽」という漢字が、有り難くもなく選ばれた訳ではありますが、まぁ、今年はその有り難くも無いお言葉を踏み締め、そして乗り越えていくが如く頑張っていこうと日本国民としては決意も新たにした筈だったんですが、ご説明するまでも無く、2008年になって一ヶ月もたたない内に今度は「中国産冷凍餃子」に有機リン酸系殺虫剤「メタミドポス」が混入しており、沢山の方々を中毒症状に巻き込み苦しめるといった許し難い事件が起こってしまいました。


こういった毒物が飲食物に混入されていて、世間を震撼させた事件としては、愉快犯の犯行ということで、その性格は若干違ったりもしますが、私としては今だ恐怖と共に鮮烈な記憶として頭ン中に残っている、1977年・1月3日をそのきっかけとして東京・大阪で起こった「青酸コーラ無差別殺人事件」。自動販売機に置き忘れられたような形で残されていたコーラに手を出して、そこに混入されていたシアン化ナトリウム、所謂青酸の為に中毒症状を起こし、3人の方が尊い命を失われたという事件なんですが。この年はこの恐ろしい青酸毒入りコーラ事件で持ちきり。また1984年に起こったグリコ・森永事件の脅迫行為にヒントを与えることにもなったのでは私自身は思っている同年2月、東京駅は八重洲口の階段に置かれていたチョコレートを不審に思ったサラリーマンが警察に届けたところ、チョコからは青酸が検出され、また「オコレル ニホンジン ニ テンチュウヲクタス」というメッセージが添付されていたというものまで入っていたという事件…。
(余談ではありますが、青酸コーラ事件が起こったその年にヤッターマンが始まったんですよね…。何の因果や。)
兎に角、人が口に入れるもの。人間は食べるという行為を抜きにしてその生命活動を維持することは出来ない訳ですから、そこに毒物が混入したり、故意にでは無いにせよ混入されてしまうというのは矢張りもっての外!中国の「天洋食品」に対しての食品衛生法第8条(特定の国、地域や特定の者が加工・調理した食品の販売・輸入の禁止)の適用は無論、JTフーズやCO-OPの責任も重大。その原因究明に最善を尽くし、信頼の回復に努めてほしいと思いますね。国も当然、水際での対処をもっと真剣に考えてほしいと思いますね。
因みにこれを機会に日本の食糧事情というものにも今一度、マスコミはじめ国民全員がSPOTを当て考えるべき時期だと思うのですが~。
今日本の食糧自給率は何パーセントか?昭和40年には73パーセントあったものが、今では何と39パーセントという有様で、日頃口にしている若布や椎茸、ハタマタ蜂蜜に至るまでその殆どを輸入に頼っている状態。
またフードマイレージというものがあるのですが、これは1994年にイギリスの消費者運動家のティム・ラング氏が提唱した概念で、基本的に地産地消(食糧は地域生産地域消費が望ましい。食糧の輸送距離が伸びると地球環境に負荷をかけるし、生産地が消費地の経済的圧迫“さらにコストを下げる為の『何とかせい!』とかいった圧力”がかかり先進国対発展途上国の貧富差が広がる)が良いとしたもので、計算式としては(食料の輸入量×輸送距離)という形があり、この数字が低いほど環境にも優しく、食の病理性も少ないという事なんですが…。で、この日本はというと最悪な事に世界第一位。世界の荒廃に一番寄与している誠にもって恥ずかしい先進国として君臨している有様で御座います。
しかし、中国製品88品目発売中止とか、中国は何たる国かとあげつらう暇があれば、先ず足元のことを考えるべきだと思うのですが…。自給自足や!
スローフードとかロハスとか調子こいてるだけでは解決しまへん、あきまへんという事ですね。
まだまだいいたい事はありますが、それはまた来週か機会あればということで…。