2008年02月04日
食の危機・中国産餃子中毒事件(2/10)
はいと言うわけで、皆さん今晩は!
これからの1時間は、このFM81.4・FM西大和からお届けいたします
「Swinging Street Second」で、お楽しみいただきたく思います。
お相手は私・DJ PONCHAN!とKANYAN!という此の2人で、今宵もワイワイガヤガヤと盛り上がっては、ラジオの前の皆さんと共に楽しいひと時を過ごしてゆきたいと思っておりますので、ダイヤルはそのままで暫しお付き合いいただきたく思います。
ということで、早速番組の方進めていきたく思うのですが~
昨年は、ミートホープに船場吉兆、そして伊勢の赤福などさまざま食品の偽装問題が世間を騒がせる事件に発展して、年末恒例の清水寺における「今年を象徴する漢字」として偽装の「偽」という漢字が、有り難くもなく選ばれた訳ではありますが、まぁ、今年はその有り難くも無いお言葉を踏み締め、そして乗り越えていくが如く頑張っていこうと日本国民としては決意も新たにした筈だったんですが、ご説明するまでも無く、2008年になって一ヶ月もたたない内に今度は「中国産冷凍餃子」に有機リン酸系殺虫剤「メタミドポス」が混入しており、沢山の方々を中毒症状に巻き込み苦しめるといった許し難い事件が起こってしまいました。
こういった毒物が飲食物に混入されていて、世間を震撼させた事件としては、愉快犯の犯行ということで、その性格は若干違ったりもしますが、私としては今だ恐怖と共に鮮烈な記憶として頭ン中に残っている、1977年・1月3日をそのきっかけとして東京・大阪で起こった「青酸コーラ無差別殺人事件」。自動販売機に置き忘れられたような形で残されていたコーラに手を出して、そこに混入されていたシアン化ナトリウム、所謂青酸の為に中毒症状を起こし、3人の方が尊い命を失われたという事件なんですが。この年はこの恐ろしい青酸毒入りコーラ事件で持ちきり。また1984年に起こったグリコ・森永事件の脅迫行為にヒントを与えることにもなったのでは私自身は思っている同年2月、東京駅は八重洲口の階段に置かれていたチョコレートを不審に思ったサラリーマンが警察に届けたところ、チョコからは青酸が検出され、また「オコレル ニホンジン ニ テンチュウヲクタス」というメッセージが添付されていたというものまで入っていたという事件…。
(余談ではありますが、青酸コーラ事件が起こったその年にヤッターマンが始まったんですよね…。何の因果や。)
兎に角、人が口に入れるもの。人間は食べるという行為を抜きにしてその生命活動を維持することは出来ない訳ですから、そこに毒物が混入したり、故意にでは無いにせよ混入されてしまうというのは矢張りもっての外!中国の「天洋食品」に対しての食品衛生法第8条(特定の国、地域や特定の者が加工・調理した食品の販売・輸入の禁止)の適用は無論、JTフーズやCO-OPの責任も重大。その原因究明に最善を尽くし、信頼の回復に努めてほしいと思いますね。国も当然、水際での対処をもっと真剣に考えてほしいと思いますね。
因みにこれを機会に日本の食糧事情というものにも今一度、マスコミはじめ国民全員がSPOTを当て考えるべき時期だと思うのですが~。
今日本の食糧自給率は何パーセントか?昭和40年には73パーセントあったものが、今では何と39パーセントという有様で、日頃口にしている若布や椎茸、ハタマタ蜂蜜に至るまでその殆どを輸入に頼っている状態。
またフードマイレージというものがあるのですが、これは1994年にイギリスの消費者運動家のティム・ラング氏が提唱した概念で、基本的に地産地消(食糧は地域生産地域消費が望ましい。食糧の輸送距離が伸びると地球環境に負荷をかけるし、生産地が消費地の経済的圧迫“さらにコストを下げる為の『何とかせい!』とかいった圧力”がかかり先進国対発展途上国の貧富差が広がる)が良いとしたもので、計算式としては(食料の輸入量×輸送距離)という形があり、この数字が低いほど環境にも優しく、食の病理性も少ないという事なんですが…。で、この日本はというと最悪な事に世界第一位。世界の荒廃に一番寄与している誠にもって恥ずかしい先進国として君臨している有様で御座います。
しかし、中国製品88品目発売中止とか、中国は何たる国かとあげつらう暇があれば、先ず足元のことを考えるべきだと思うのですが…。自給自足や!
スローフードとかロハスとか調子こいてるだけでは解決しまへん、あきまへんという事ですね。
まだまだいいたい事はありますが、それはまた来週か機会あればということで…。
これからの1時間は、このFM81.4・FM西大和からお届けいたします
「Swinging Street Second」で、お楽しみいただきたく思います。
お相手は私・DJ PONCHAN!とKANYAN!という此の2人で、今宵もワイワイガヤガヤと盛り上がっては、ラジオの前の皆さんと共に楽しいひと時を過ごしてゆきたいと思っておりますので、ダイヤルはそのままで暫しお付き合いいただきたく思います。
ということで、早速番組の方進めていきたく思うのですが~
昨年は、ミートホープに船場吉兆、そして伊勢の赤福などさまざま食品の偽装問題が世間を騒がせる事件に発展して、年末恒例の清水寺における「今年を象徴する漢字」として偽装の「偽」という漢字が、有り難くもなく選ばれた訳ではありますが、まぁ、今年はその有り難くも無いお言葉を踏み締め、そして乗り越えていくが如く頑張っていこうと日本国民としては決意も新たにした筈だったんですが、ご説明するまでも無く、2008年になって一ヶ月もたたない内に今度は「中国産冷凍餃子」に有機リン酸系殺虫剤「メタミドポス」が混入しており、沢山の方々を中毒症状に巻き込み苦しめるといった許し難い事件が起こってしまいました。
こういった毒物が飲食物に混入されていて、世間を震撼させた事件としては、愉快犯の犯行ということで、その性格は若干違ったりもしますが、私としては今だ恐怖と共に鮮烈な記憶として頭ン中に残っている、1977年・1月3日をそのきっかけとして東京・大阪で起こった「青酸コーラ無差別殺人事件」。自動販売機に置き忘れられたような形で残されていたコーラに手を出して、そこに混入されていたシアン化ナトリウム、所謂青酸の為に中毒症状を起こし、3人の方が尊い命を失われたという事件なんですが。この年はこの恐ろしい青酸毒入りコーラ事件で持ちきり。また1984年に起こったグリコ・森永事件の脅迫行為にヒントを与えることにもなったのでは私自身は思っている同年2月、東京駅は八重洲口の階段に置かれていたチョコレートを不審に思ったサラリーマンが警察に届けたところ、チョコからは青酸が検出され、また「オコレル ニホンジン ニ テンチュウヲクタス」というメッセージが添付されていたというものまで入っていたという事件…。
(余談ではありますが、青酸コーラ事件が起こったその年にヤッターマンが始まったんですよね…。何の因果や。)
兎に角、人が口に入れるもの。人間は食べるという行為を抜きにしてその生命活動を維持することは出来ない訳ですから、そこに毒物が混入したり、故意にでは無いにせよ混入されてしまうというのは矢張りもっての外!中国の「天洋食品」に対しての食品衛生法第8条(特定の国、地域や特定の者が加工・調理した食品の販売・輸入の禁止)の適用は無論、JTフーズやCO-OPの責任も重大。その原因究明に最善を尽くし、信頼の回復に努めてほしいと思いますね。国も当然、水際での対処をもっと真剣に考えてほしいと思いますね。
因みにこれを機会に日本の食糧事情というものにも今一度、マスコミはじめ国民全員がSPOTを当て考えるべき時期だと思うのですが~。
今日本の食糧自給率は何パーセントか?昭和40年には73パーセントあったものが、今では何と39パーセントという有様で、日頃口にしている若布や椎茸、ハタマタ蜂蜜に至るまでその殆どを輸入に頼っている状態。
またフードマイレージというものがあるのですが、これは1994年にイギリスの消費者運動家のティム・ラング氏が提唱した概念で、基本的に地産地消(食糧は地域生産地域消費が望ましい。食糧の輸送距離が伸びると地球環境に負荷をかけるし、生産地が消費地の経済的圧迫“さらにコストを下げる為の『何とかせい!』とかいった圧力”がかかり先進国対発展途上国の貧富差が広がる)が良いとしたもので、計算式としては(食料の輸入量×輸送距離)という形があり、この数字が低いほど環境にも優しく、食の病理性も少ないという事なんですが…。で、この日本はというと最悪な事に世界第一位。世界の荒廃に一番寄与している誠にもって恥ずかしい先進国として君臨している有様で御座います。
しかし、中国製品88品目発売中止とか、中国は何たる国かとあげつらう暇があれば、先ず足元のことを考えるべきだと思うのですが…。自給自足や!
スローフードとかロハスとか調子こいてるだけでは解決しまへん、あきまへんという事ですね。
まだまだいいたい事はありますが、それはまた来週か機会あればということで…。
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 23:08│Comments(0)
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