2008年03月28日

ザ・ストリート・スライダーズ/ブロー・ザ・ナイト(最終回)

さて長らくご愛聴頂いて参りましたこの放送もとうとう最終回を迎えました。
本当に長い間有り難うごさいましたということでリスナーの 皆さんにはここで一発厚く御礼申し上げます。
まぁ、最終回とはいえ、特別何やら趣向を凝らすという訳でもなく、兎に角湿っぽさは抜きとして気分はアメリカーンとラストまでご陽気にやらしていただきますわ。ハイホー!

ザ・ストリート・スライダーズ/ブロー・ザ・ナイト(最終回)

で、早速ではございますが最期の今週の注目曲のコーナー。今日は3月5日にセルフカバーの弾き語りアルバム「ゲイトウェイ」が発売となったハリーこと村越弘明(元ストリートスライダーズ)のその新譜を調達しまして、それをリスナーの皆の衆と聴こうかとも一旦考えたりもしたのですが、この機会ですので今回のハリーの弾き語りソロのベースとなった最早伝説と化している
「ストリートスライダーズ」の楽曲の方で今日はその良さをお楽しみ戴こうと思っております。
1983年にエビックソニーから「スライダースジョイント」でデビューするまでは東京は福生にある名門ライブハウス「UZU」や横田基地の米軍キャンプなどに出入りしてはプレイ。ヤンヤの歓声を浴びてはリトルストーンズなどと称されては注目されていたストリートスライダーズ。ブルーズやストーンズのようなオーソドックスなロックをベースとしたその音楽性や時代がかったその風貌(デビュー当初のプロフィールには村越のその容姿が余りにもいかつ過ぎる為に、路上を歩いているだけで、警察からの職務質問を受け検挙されたなどの、まさに眉唾のエピソードが満載だった。)から凡そメジャーブレイクなど叶わない、またもや村八分やラリーズのように時代の鬼っ子のような扱いを受けながら人知れず葬られていくんだろうなぁ~と当初は思っていたんですが、あにはからんや、所属先の事務所であるマザーの戦略が素晴らしかったのか(当時飛ぶ鳥を落とす勢いの尾崎豊やハウンドドッグが在籍していた!)デビューシングルの「ブロー・ザ・ナイト」は新作邦画(タイトルは多分夜をぶっ飛ばせだったかな。やさぐれた暴走族の餓鬼共が暴力沙汰に明け暮れる当時ありがちな学園ものだったと記憶してますが…)とのタイアップにはなるわ、アイドルロック雑誌・アリーナ37℃なんていう雑誌で紹介はされるわで結構若いおなごの黄色い歓声を浴びる存在として人気を当初から勝ち得たわけであります。そんな幸福な状況の中で自身のポリシーも曲げずに骨太なサウンドを響かせてはひたすらロック街道をローリングし続けたスライダーズ。
では最期の注目曲のコーナーとして今日は彼らのベスト盤「ホットメニュー」から、デビューシングルのブロー・ザ・ナイト、ソーヘビィ、スライダー、バックトゥバック、4曲ぶち抜きでお届けします。それではどうぞ。

(映画・“ブロー・ザ・ナイト”夜をぶっとばせ 1983年曽根中生監督、ジョイパックフィルム、実在の女子中学生・高田奈美江の喫煙、シンナー、不純異性交遊などの体験記をそのまま自身の主演で映像化。他には可愛かずみが出演。)


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Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 00:42│Comments(0)ROCK・音楽
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