2008年01月09日

注目曲のコーナー「歓喜の歌」(1/13)

はいと言うわけで、皆さん今晩は!
これからの1時間は、このFM81.4・FM西大和からお届けいたします
「Swinging Street Second」で、お楽しみいただきたく思います。
お相手は私・DJ PONCHAN!とKANYAN!という此の2人で、今宵もワイワイガヤガヤと盛り上がっては、ラジオの前の皆さんと共に楽しいひと時を過ごしてゆきたいと思っておりますので、ダイヤルはそのままで暫しお付き合いいただきたく思います。
で、先週迄は年末年始ということで、行く年を惜しみ、また新しい年2008年迎えうるということで、若干通常のパターンとは違う形で放送の方を行ってきた訳では御座いますが、今週からはまた元のフォーマットに番組の方も軌道修正させていただき、何時も通りの、コアでマニアックな音源と種々様々な情報をリスナーの皆さんに向けて、ガンガン発信していこうと思っておりますので、昨年同様のお付き合いの程、ひとつ宜しくお願いしたく存じます!頼んまっせ!

注目曲のコーナー「歓喜の歌」(1/13)

それでは!ということで、早速番組の方進めていきたいと思うんですが~。
先ず、新年第一発目の放送の冒頭を飾るに相応しい話題として何をお届けするのが良いかなぁ~と色々思案投げ首、そのアイデアを考えていたところに、たまたま、元タクシードライバーだった作家・梁石日の名著を原作とした映画「月はどっちに出ている」とか井筒和幸監督の「ゲロッパ!」や「パッチギ」、はたまた記憶に新しいところでは、常磐ハワイアンセンターを舞台とした感動の物語「フラガール」といった素晴らしい作品群の製作配給を手掛けて、今や立派に成功を収めては、その存在感を強烈に示している、李鳳宇(イ・ボンウ)氏率いるところのシネカノン。そこから来る2月2日(土)に、またまた心温まる素朴な映画が、日本各地に向けて公開されることになりまして、今回は兎に角、その作品を此処でご紹介しようと思います。

 映画のタイトルは「歓喜の歌」。
 もともとは、あの落語家・立川志の輔師匠(因みに志の輔師匠は無論、談志師匠も友情出演されてます!)が書き下ろした新作落語がその原作でありまして、それを元に小林薫さんや安田成美さんといった演技も巧みな俳優陣がガップリ四つに組み、松岡錠司監督(『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』が最近では大ヒットし脚光を浴びた映画人では御座いますが~)の指揮の下、映像化された笑いあり涙ありの人情音楽喜劇がこの作品で、予め、私の方もシネカノンさんからご提供頂きました資料等と共に、その出来立てほやほやの作品を拝見致しまして、その秀逸と言える素晴らしい仕上がりに大いに感動した訳では御座いますが。

注目曲のコーナー「歓喜の歌」(1/13)

それでは、先ずは簡単にこの「歓喜の歌」のストーリーをご紹介させていただきますと…。

暮れも押し迫った12/30、小さな地方の町・みたま町にある「みたま文化会館」に1本の電話が入る。その内容はコンサート会場の予約を確認するもので、応対に調子良く出たのは文化会館の飯塚主任(演:小林 薫)。「みたま町コーラスガールズさんですね。大丈夫、お待ちしています」と気安い返事をして電話を切ったのだが、その直後に大事件に発展する事態が勃発。何と彼は「みたまレディースコーラス」と「みたま町コーラスガールズ」とよく似た2つの団体をごっちゃにしては、大晦日のコンサートとしてダブルブッキングしていたのだ。当初は、安易におばさんたちの暇潰しの道楽と考え高を括っていたが、この日のために1年頑張ってきたおばさんたち双方は頑としてコンサートホールを譲ろうとはしない。安定した公務員生活に胡坐をかき、適当に人生をやり過ごしてきた飯塚はその騒ぎに翻弄されるばかり。さらには身辺の危機は己の夫婦関係から、日頃溜めた飲み屋の付けに至るまで一気に噴出といった有様でもう取り付く島もない絶体絶命の状況…。
 果たして、飯塚主任の運命は?またママさんコーラスに情熱を注いできた両者のコーラス部員達の運命は?無事、大晦日の町を相手に『歓喜の歌』を響かせることができるのであろうか?



 ごく普通の人々が繰り広げるささやかな日常の奇跡。真心を歌に乗せて贈るハートウォーミングな音楽コメディー「歓喜の歌」。この後の結末に関しては勿論、劇場でスクリーンを通してご確認くださいね。
…ということで、ざっと申し上げてストーリーとしてはこんな感じなんですけども、それではここで昨年11/15、東京はサントリーC.C.レモンホールにて行われました「歓喜の歌」完成披露試写会での小林薫さん、安田成美さん、立川志の輔師匠の舞台挨拶と、主題歌でありますクレイジーケンバンドの曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」を続けてお聴きいただきたいと思います。それではどうぞ。

小林薫さん舞台挨拶概要
「撮影の8月は熊谷で。その時は記録的猛暑。映画ラスト近くの寸法直しのリフォームのお店での場面を撮影したのだが、その場所が狭い上に撮影、証明、録音と人が多数いる。さらには夜の設定ということなので、昼間は暗幕を表に貼っての撮影。ただもう暑かった。
普段は色々考えて役に臨むも、今回は何も考えずに。猛暑にやられて後々の記憶も無かったぐらいで、試写を見た際、映画の場面は猛暑の夏ではなく、完全に冬でした。流石映画の魔法に掛かってしまったなと思い、また、そういう映画の魅力というか、自身が魔法に酔ってしまうようなところがありました。
舞台挨拶に立って、改めて本当に凄い女優さん達に囲まれながら撮影したんだなと思っています。今日は歓喜の歌、ゆっくりお楽しみください。」

安田成美さん
「心温まる作品に参加できて感謝。今日起こしのお客様も楽しんで戴けたら嬉しいです。」

注目曲のコーナー「歓喜の歌」(1/13)

立川志の輔さん
「原作は私。こんな晴れがましい舞台挨拶の場にいられて嬉しい。
2004年にパルコ劇場で「歓喜の歌」の初演を行い、そこで映画の話を戴いた。
原作者として映画を観るのはこんなに微妙な思いなのかと痛感。
最終的に自分が作ったものと違う感動が押し寄せてきて、それがとても嬉しくもあり、また養子に出した子が元気にしているかどうか、覗き見るような気持ちでもあった。
今日は本当に自分が体験したことの無い喜びで此処に立っている。
有難う御座いました。」


主題歌:クレイジーケンバンドの「あの鐘を鳴らすのはあなた」オンエアー

注目曲のコーナー「歓喜の歌」(1/13)

あの鐘を鳴らすのはあなた
歌 谷 真酉美
作詩 阿久 悠  作曲 森田公一
昭和47年 
1 あなたに逢えてよかった
  あなたには 希望の匂いがする
  つまずいて 傷ついて 泣き叫んでも
  さわやかな 希望の匂いがする

  町は今 眠りの中
  あの鐘を 鳴らすのは あなた
  人はみな 悩みの中
  あの鐘を 鳴らすのは あなた

2 あなたに逢えてよかった
  愛しあう 心が戻って来る
  やさしさや いたわりや ふれあう事を
  信じたい心が 戻って来る

  町は今 砂漠の中
  あの鐘を 鳴らすのは あなた
  人はみな 孤独の中
  あの鐘を 鳴らすのは あなた
 
 町は今 眠りの中
  あの鐘を 鳴らすのは あなた
  人はみな 悩みの中
  あの鐘を 鳴らすのは あなた 
歓喜の歌HP

http://www.kankinouta.com/

公式ブログ

http://blogs.yahoo.co.jp/kankinouta2008


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Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 00:16│Comments(0)映画/シネマ/ムービー
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