2007年09月04日
カースティー・マッコール/They Don't Know
あんぐらあ音楽倉庫
このコーナーは、大和高田は大谷にある中古レコード&CD買取販売専門店:「レコードあんぐらあ」からご提供いただいた貴重な音源と、オーナー北嶋氏のコメントを合わせてご紹介させていただくコーナー。
今日は珍しくキュートでPOPなチューンをお届け!
『本日は久々にポップなサウンドをお送りしようと思います。
曲はKirstyMacColl(カースティー・マッコール)の”They Don't Know”この曲は後にトレイシー・ウルマンがカヴァーして大ヒット。
日本でのタイトルが「夢見るトレイシー」だといえば洋楽通の方はみなさん御存知かと思います。
この曲との出会いは1979~1980年ぐらいでたまたま輸入盤屋さんで見つけたシングル盤のプロデューサーが当時、気に入っていたレイチェル・スイートという女性シンガーの1stアルバムと
同じ「ライアム・スタンバーグ」だったということで試聴させていただき、気に入って買って帰ったのですが、その後、次作やLPを入手できず、(当時、情報が少なかったので・・・)
最早、忘れかけていた’83頃に突然、FMで、しかも本人のとは違うヴァージョンで流れたのを聞いたときは非常に驚きました。
聴いていただければ、分かると思いますが原曲とカヴァーのアレンジは、ほとんど変わりはないのですけれど。
この曲の大ヒットにより、漸くこの曲の作者であるカースティー・マッコールに
注目が集まりだしたわけです。
しかし、カースティーは、その後、結婚のため、しばらく活動停止。
まあ、結婚相手というのが「スティーヴ・リリーホワイト」だったりするのです
が、しばらく音沙汰なしになってしまいます。
で、ぼちぼちとポーグスあたりのレコーディングにゲスト・コーラスとして参加
した後、解散してから人気が爆発した「スミス」の曲「Kite」のカヴァーでカムバックし
レコーディングでスミスのメンバーが参加していたこともあり、注目を集めまし
た。
この頃、漸くカースティ・マッコールの父親が、あのイギリス-スコットランド
のフォーク界の重鎮「イワン・マッコール」である事を知りました。
音楽界のサラブレットだったわけで、どうりで凄い人脈で活動できたわけです。
その後のカースティーは、幾分、ニュー・ウエイヴっぽい音作りから、キューバ音楽を取り入れたサウンドに変化し、順調に音楽活動を行っておりましたが、休暇中のメキシコにて遊泳中に、モーターボートと接触するという
痛ましい事故のため、2000年の12月に亡くなってしまいました。
今日はデビュー曲の「They Don't Know」のイギリス盤、シングル・ヴァージョンでお届けします。このシングル盤は、ピクチャー・レコードになっております。
ピクチャー・レコードはレコード・ヴィニールの上に写真をプリントしてその上から音溝の刻まれたフィルム、つまりソノシートのようなものを貼り付けるてあるという構造になっています。
当然、音質は悪くなります。しかし、この曲は60年代ガール・ポップを意識した曲調と音作りですのでそれほど違和感なく聞くことが出来ると思います。それでは。』
レコードあんぐらあ・オーナー 北嶋氏
カースティー・マッコール…
2000年12月 メキシコにてモーター・ボートに轢かれて残念ながら他界されています!
●レコードあんぐらあ
TEL/FAX0745-53-1660
大和高田市大谷454-7(近鉄築山駅からR165沿い西へ徒歩3分)
営業時間12:00~20:00(定休・火)http://record-angler.com/
このコーナーは、大和高田は大谷にある中古レコード&CD買取販売専門店:「レコードあんぐらあ」からご提供いただいた貴重な音源と、オーナー北嶋氏のコメントを合わせてご紹介させていただくコーナー。
今日は珍しくキュートでPOPなチューンをお届け!
『本日は久々にポップなサウンドをお送りしようと思います。
曲はKirstyMacColl(カースティー・マッコール)の”They Don't Know”この曲は後にトレイシー・ウルマンがカヴァーして大ヒット。
日本でのタイトルが「夢見るトレイシー」だといえば洋楽通の方はみなさん御存知かと思います。
この曲との出会いは1979~1980年ぐらいでたまたま輸入盤屋さんで見つけたシングル盤のプロデューサーが当時、気に入っていたレイチェル・スイートという女性シンガーの1stアルバムと
同じ「ライアム・スタンバーグ」だったということで試聴させていただき、気に入って買って帰ったのですが、その後、次作やLPを入手できず、(当時、情報が少なかったので・・・)
最早、忘れかけていた’83頃に突然、FMで、しかも本人のとは違うヴァージョンで流れたのを聞いたときは非常に驚きました。
聴いていただければ、分かると思いますが原曲とカヴァーのアレンジは、ほとんど変わりはないのですけれど。
この曲の大ヒットにより、漸くこの曲の作者であるカースティー・マッコールに
注目が集まりだしたわけです。
しかし、カースティーは、その後、結婚のため、しばらく活動停止。
まあ、結婚相手というのが「スティーヴ・リリーホワイト」だったりするのです
が、しばらく音沙汰なしになってしまいます。
で、ぼちぼちとポーグスあたりのレコーディングにゲスト・コーラスとして参加
した後、解散してから人気が爆発した「スミス」の曲「Kite」のカヴァーでカムバックし
レコーディングでスミスのメンバーが参加していたこともあり、注目を集めまし
た。
この頃、漸くカースティ・マッコールの父親が、あのイギリス-スコットランド
のフォーク界の重鎮「イワン・マッコール」である事を知りました。
音楽界のサラブレットだったわけで、どうりで凄い人脈で活動できたわけです。
その後のカースティーは、幾分、ニュー・ウエイヴっぽい音作りから、キューバ音楽を取り入れたサウンドに変化し、順調に音楽活動を行っておりましたが、休暇中のメキシコにて遊泳中に、モーターボートと接触するという
痛ましい事故のため、2000年の12月に亡くなってしまいました。
今日はデビュー曲の「They Don't Know」のイギリス盤、シングル・ヴァージョンでお届けします。このシングル盤は、ピクチャー・レコードになっております。
ピクチャー・レコードはレコード・ヴィニールの上に写真をプリントしてその上から音溝の刻まれたフィルム、つまりソノシートのようなものを貼り付けるてあるという構造になっています。
当然、音質は悪くなります。しかし、この曲は60年代ガール・ポップを意識した曲調と音作りですのでそれほど違和感なく聞くことが出来ると思います。それでは。』
レコードあんぐらあ・オーナー 北嶋氏
カースティー・マッコール…
2000年12月 メキシコにてモーター・ボートに轢かれて残念ながら他界されています!
●レコードあんぐらあ
TEL/FAX0745-53-1660
大和高田市大谷454-7(近鉄築山駅からR165沿い西へ徒歩3分)
営業時間12:00~20:00(定休・火)http://record-angler.com/
Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 19:01│Comments(0)
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