2007年09月16日
サッド・ヴァケイション/ジョニー・サンダース(9/23)
今週のスペシャル・ミュージックディナーのコーナー
(ここでは、毎回、私・ぽんちゃんが、手前勝手に洋邦・新旧・アマチュア・プロ問わず一人/一組のアーティストにスポットをあて特集を組み、コンパクトにまとめて紹介するコーナーであります。)
毎週、曲者で、ROCKIN’なヤロウ/メロウを御紹介したいと思いますので、是非お楽しみに!
ということで始まりました、ミュージックディナーのコーナー。
今回は9/8、東京は渋谷シネマライズなどのミニ・シアターを中心に、待望のロードショーとなり(残念ながら奈良では今のところ公開の予定はありませんが…。)、加えて第64回のヴェネツィア国際映画祭への正式出品も決まり、俄かに世間の注目を集めております、青山真治監督の、壮大なる母性をテーマに据えた映画
「サッド ヴァケイション」。
*今晩9/17晩10時から、SMAP×SMAPに浅野忠信さんと宮崎あおいさんが登場!番宣ならぬ映宣でしょう~なぁ~。
SMAP×SMAP HP
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/smapsmap/
(主演:浅野忠信、石田えり、他にもオダギリ・ジョーや、宮崎あおい、板谷由夏、中村嘉葎雄などの実力派の役者さんが贅沢にもズラリと其の名を並べている映画です。この映画は、バスジャック事件を扱った『EURICAユリイカ』で、カンヌ映画祭にて賞に輝いた青山真治監督が原作・脚本・監督の三役を見事につとめ製作した、かの『Helpless』の続編。『ユリイカ』ともストーリーが交錯する部分があり、所謂“北九州サーガ”(因みにサーガとは神話とか伝説の意。)と称される青山映画の集大成的作品といえる。前作では、父親との関係性を描いていたが、本作では、それが母に変わっている。)
映画「サッドヴァケイション」公式HP
http://www.sadvacation.jp/




で、その「サッド ヴァケイション」の主題歌となっている(まぁ、後にも先にもこのアーティストの楽曲が映画の主題曲になるなんて、多分此れが、最初で最後だと思いますが…。)ジョニー・サンダースの珠玉の逸品で、映画と同名のタイトルである「サッド ヴァケイション」という曲を、彼の弾き語りのアルバム「ハート・ミー」からお届けしたいと思います。

(此れは、わての大事な愛聴CD。現在廃盤ってか!トホホ。サントラ出てますんで、其方の方が当然手に入りやすいんで、そっちで聴いてね!)
ジョニー・サンダースは、NYドールズというドラッグクィーンの集まりみたいなグラマラスなR&Rバンドでギタリストを務めデビュー、解散後はリチャード・ヘルと共にハートブレイカーズを結成。元祖パンクロッカーとして注目を集め、実際ピストルズのアナーキー・ツアーにクラッシュなどと共に参戦、更なるパンクスのシンパを増やした。
1985年に、ソロとして初来日して、元ルースターズの花田裕之や大江慎也(大江とはグレイトビッグキスという曲でデュエットし、シングル発売している。もう既に廃盤かな?)をはじめ、忌野清志郎(清志郎のレコーディングに参加。いくら清志郎がギターに弾き方に注文を付けてもジョニーは我関せずとばかりに、エレキギターにカポを付けてローコードでプレイ。レコーディングだというのにジャンプはするし、お陰でアンプはゴロゴロとアチコチに動いてしまうしと、かなり大変だったことを後日談として何処かのインタヴューで清志郎が語っていたの覚えている。)や、山口冨士夫(ex、村八分)、鮎川誠ら多くの日本のミュージシャンとも交流を持ち競演。
特に音楽評論家の鳥井賀句氏のジョニーに対する熱の入れようは大変なもので、ジョニーといえば鳥井賀句と代名詞のように繋がっていた時期が長くありました。
ジョニーはROCK界において、ストーンズのキースと共に“希代のジャンキー”として有名で、“最も早く死ぬであろうロッカー”の1番手として、年中取り沙汰されておりました。(ギャラを貰うたびにヘロインを買い求めていたという噂もありますが。)
そして、遂に1991年4月23日、運命の日がやってきました。
日本公演の直後に訪れていたニューオリンズのホテルの一室で、ヘロインのオーバードーズによって急逝。38歳の若さで嫁さんと幼い女の子を残し、あっさり天に召されてしまった~。このとき実は、ジョニーは白血病に冒され余命数ヶ月との宣告を受けていたらしいんですが~。う~ん。合掌。
では、来日ライブでもなんか常にヘロへロ酩酊状態で、満足な歌声やプレイを余り拝めなかったという逝ってしまった彼の君・ジョニー・サンダースですが、今日はCDなんで安心してお聴きいただけますんで!
それでは、
サッド ヴァケイション
を聴いていただきたいと思います!どうぞ!


(ここでは、毎回、私・ぽんちゃんが、手前勝手に洋邦・新旧・アマチュア・プロ問わず一人/一組のアーティストにスポットをあて特集を組み、コンパクトにまとめて紹介するコーナーであります。)
毎週、曲者で、ROCKIN’なヤロウ/メロウを御紹介したいと思いますので、是非お楽しみに!
ということで始まりました、ミュージックディナーのコーナー。
今回は9/8、東京は渋谷シネマライズなどのミニ・シアターを中心に、待望のロードショーとなり(残念ながら奈良では今のところ公開の予定はありませんが…。)、加えて第64回のヴェネツィア国際映画祭への正式出品も決まり、俄かに世間の注目を集めております、青山真治監督の、壮大なる母性をテーマに据えた映画
「サッド ヴァケイション」。
*今晩9/17晩10時から、SMAP×SMAPに浅野忠信さんと宮崎あおいさんが登場!番宣ならぬ映宣でしょう~なぁ~。
SMAP×SMAP HP
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/smapsmap/
(主演:浅野忠信、石田えり、他にもオダギリ・ジョーや、宮崎あおい、板谷由夏、中村嘉葎雄などの実力派の役者さんが贅沢にもズラリと其の名を並べている映画です。この映画は、バスジャック事件を扱った『EURICAユリイカ』で、カンヌ映画祭にて賞に輝いた青山真治監督が原作・脚本・監督の三役を見事につとめ製作した、かの『Helpless』の続編。『ユリイカ』ともストーリーが交錯する部分があり、所謂“北九州サーガ”(因みにサーガとは神話とか伝説の意。)と称される青山映画の集大成的作品といえる。前作では、父親との関係性を描いていたが、本作では、それが母に変わっている。)
映画「サッドヴァケイション」公式HP
http://www.sadvacation.jp/




で、その「サッド ヴァケイション」の主題歌となっている(まぁ、後にも先にもこのアーティストの楽曲が映画の主題曲になるなんて、多分此れが、最初で最後だと思いますが…。)ジョニー・サンダースの珠玉の逸品で、映画と同名のタイトルである「サッド ヴァケイション」という曲を、彼の弾き語りのアルバム「ハート・ミー」からお届けしたいと思います。

(此れは、わての大事な愛聴CD。現在廃盤ってか!トホホ。サントラ出てますんで、其方の方が当然手に入りやすいんで、そっちで聴いてね!)
ジョニー・サンダースは、NYドールズというドラッグクィーンの集まりみたいなグラマラスなR&Rバンドでギタリストを務めデビュー、解散後はリチャード・ヘルと共にハートブレイカーズを結成。元祖パンクロッカーとして注目を集め、実際ピストルズのアナーキー・ツアーにクラッシュなどと共に参戦、更なるパンクスのシンパを増やした。
1985年に、ソロとして初来日して、元ルースターズの花田裕之や大江慎也(大江とはグレイトビッグキスという曲でデュエットし、シングル発売している。もう既に廃盤かな?)をはじめ、忌野清志郎(清志郎のレコーディングに参加。いくら清志郎がギターに弾き方に注文を付けてもジョニーは我関せずとばかりに、エレキギターにカポを付けてローコードでプレイ。レコーディングだというのにジャンプはするし、お陰でアンプはゴロゴロとアチコチに動いてしまうしと、かなり大変だったことを後日談として何処かのインタヴューで清志郎が語っていたの覚えている。)や、山口冨士夫(ex、村八分)、鮎川誠ら多くの日本のミュージシャンとも交流を持ち競演。
特に音楽評論家の鳥井賀句氏のジョニーに対する熱の入れようは大変なもので、ジョニーといえば鳥井賀句と代名詞のように繋がっていた時期が長くありました。
ジョニーはROCK界において、ストーンズのキースと共に“希代のジャンキー”として有名で、“最も早く死ぬであろうロッカー”の1番手として、年中取り沙汰されておりました。(ギャラを貰うたびにヘロインを買い求めていたという噂もありますが。)
そして、遂に1991年4月23日、運命の日がやってきました。
日本公演の直後に訪れていたニューオリンズのホテルの一室で、ヘロインのオーバードーズによって急逝。38歳の若さで嫁さんと幼い女の子を残し、あっさり天に召されてしまった~。このとき実は、ジョニーは白血病に冒され余命数ヶ月との宣告を受けていたらしいんですが~。う~ん。合掌。
では、来日ライブでもなんか常にヘロへロ酩酊状態で、満足な歌声やプレイを余り拝めなかったという逝ってしまった彼の君・ジョニー・サンダースですが、今日はCDなんで安心してお聴きいただけますんで!
それでは、
サッド ヴァケイション
を聴いていただきたいと思います!どうぞ!


Posted by PONーCHANG!(ぽんちゃん) at 10:52│Comments(0)
│ROCK・音楽